シーズン3の第8話までを先行試聴した(と思われる)Develuxが「文脈からして、オメガは高いM値(今までの設定からするとこれはミディ=クロリアン値)を持っていますよね。ネタバレにならない範囲でそのことについて教えてください」と触れると、コーベットは「みんなその言葉に注目しますよね。シーズン3の終わりまでにバランスのとれた答えが用意されていますよ」と返した。
以上のことから、オメガが高いM値を持っていることは事実だと思われる。つまり、オメガはフォース感能力を持っている可能性が高い。
フォース感能力を持つクローンの研究は、『スカイウォーカーの夜明け』や『マンダロリアン』のテーマになってきた。『スカイウォーカーの夜明け』に登場した、スノーク、クローンのパルパティーン皇帝、パルパティーンの“息子”は高いM値を持たせようとしたクローン(正確には人造人間ストランド=キャスト)の“失敗作”である。その失敗を乗り越えた成功作として、パルパティーンの“息子”の娘(=孫娘)であるレイが居た。また、『マンダロリアン』のモフ・ギデオンはグローグーの遺伝子を狙うことで、フォース感能力の高い自分のクローンを作成しようとしていた。その特殊なクローン(ストランド=キャスト)の作り方も『マンダロリアン』シーズン3で明かされた。
また、マイナーなネタバレではあるが、序盤にクロスヘアがバッド・バッチと再会することも明かとした。
オメガがフォース感能力者である可能性を示したことは、本作『バッド・バッチ』シーズン3が、クローン技術という横糸ですべてのスター・ウォーズ作品を繋げようとしている証左であろう。本作は、2/21に配信開始だが、重要作になりそうだ。
筆者:ジェイK