とうとう3月1日から配信開始のドラマ『マンダロリアン』シーズン3の予告編が公開された。大人気シリーズの最新作である今作は、多くのファンから期待されている。今回は、いち早く予告編と公開された情報について紐解いていこう。
あらすじ
ポスターのみならず、今シーズンのあらすじも公開されている。
「銀河を巡るマンダロリアンの旅は続く。かつて孤独な賞金稼ぎだったディン・ジャリンは、グローグーと再会した。一方、新共和国は銀河を暗い歴史から遠ざけようと奮闘する。グローグーとの旅を続けるディンは、古い盟友と交わり、新たな敵を作る」
ディン・ジャリンの惑星マンダロアへの旅。そして、惑星マンダロアの奪還が、今シーズンのメインストーリーとなるだろう。
予告編の登場人物・要素
惑星ネヴァロ
惑星ネヴァロは、『マンダロリアン』シーズン1から登場するおなじみの惑星。大人の都合でキャラ・デューンは登場しないが、カール・ウェザース演じるグリーフ・カルガの指揮の下、発展を遂げていることが分かる。
アーマラー
アーマラーは、主人公ディン・ジャリンの属する「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ」のリーダー的存在。『ボバ・フェット』で彼女に促され、今作のディン・ジャリンは、素顔をさらした罪を贖うために惑星マンダロアへと向かう。
惑星マンダロア
満を持して、惑星マンダロアが登場。マンダロリアンの故郷であるこの惑星は、銀河帝国軍による虐殺、「千の涙の夜」事件で、荒廃している。前述したように、ディン・ジャリンは、この地で罪を贖うつもりだ。
R5-D4
ペリ・モットー
惑星タトゥイーンで、ピット・ドロイドとともにエンジニアを営むペリ・モットー。前作『ボバ・フェット』で、彼女は、ディン・ジャリンのN-1スターファイターを組み立てた。予告編にも登場し、スター・ウォーズお決まりの文句である「フォースと共にあれ!」を発している。
惑星コルサント
銀河共和国および銀河帝国の首都だった惑星コルサントが登場。新共和国の根拠地でもあるこの地では、「危険な状況」が語られている。新共和国が軍縮へと向かい、ファースト・オーダーの台頭を許した歴史が描かれるだろうか。
カーソン・テヴァ
新共和国のスターファイター隊に仕えたパイロット、カーソン・テヴァ大尉が再登場。マンドーと面識もある彼は、彼の良きアドバイザーとなりそうだ。
オーダー66
TIEインターセプター
銀河帝国の最新鋭戦闘機TIEインターセプターが、マンダロリアンの船を追跡している。モフ・ギデオンが捕まったのにも関わらず、まだ帝国軍の残党は健在なようだ。後のファースト・オーダー設立にも繋がるか?
B-1バトルドロイド
プリクエル三部作の時代に、通商連合や独立星系連合に利用されたB-1バトルドロイドが、カフェらしきシーンで再登場。彼らも、余生を楽しんでいるのかもしれない。
パズ・ヴィズラ
マンダロリアンの生き残りで、『ボバ・フェット』では、ダークセーバーの所有権を巡ってディン・ジャリンと決闘を繰り広げたパズ・ヴィズラ。今シーズンでは、多くのマンダロリアンと共に、戦いに参加している。惑星マンダロア奪還のために戦っているのだろうか?
アンゼラン
『スカイウォーカーの夜明け』に初登場したエンジニア、バブ・フリックの種族が再登場。彼らもエンジニアらしきことを考えると、どちらかは、バブ・フリックなのか?
監督・脚本
今シーズンの監督と脚本も発表された。監督陣は、リック・ファムイーワ、カール・ウェザース、ブライス・ダラス・ハワードが続投し、『ブラックパンサー』撮影監督のレイチェル・モリソン、『ミナリ』監督のリー・アイザック・チャン、『スパイダーバース』監督のピーター・ラムジーが新たに加わる。
脚本は、ジョン・ファヴローが全8話のメインライターとして再登板。デイヴ・フィローニが二話、ノア・クローアが一話で共同執筆する。
おわりに
『マンダロリアン』シーズン3は、3月1日からディズニープラスで配信開始予定だ。予告編からも、よりスケールが大きくなることが期待できる。ディン・ジャリンとグローグーの「親子関係」にも注目だ。「我らの道」を進む冒険が楽しみだ。
筆者:ジェイK(@StarWarsRenmei)