ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』について、オビ=ワン役のユアン・マクレガーや制作陣がEW誌のインタビューに応じた。
彼らは、このドラマのオビ=ワンが持つ、EP4とは違う一面について語っている。
ユアン・マクレガーは、EP3から10年経ったオビ=ワンについてこう語る。
「オビ=ワンは迷っている。EP3の最後でジェダイ・オーダーに起こったこと、そしてアナキンに起こったこと、つまり彼を暗黒面に落としてしまったことで、彼は失意の中にある。彼はそのことに多大な責任と罪悪感を感じている」
そして、脚本家のハロルドは、この感情の苦しみが、ドラマで解消されることをほのめかす。
「EP3で最後に見たオビ=ワンは、とても感情的でした。彼には情熱があった。しかし、EP4で登場したとき、彼はまるで禅の師匠になっていた。ユアンが命を吹き込んだオビ=ワンと、アレック・ギネスが命を吹き込んだオビ=ワンの間に何があったのか、それを解明したかった」
また、インタビューの中で、オビ=ワン役のユアン・マクレガーは、“アナキン”と共演すると語っていた。
噂されるクローン大戦のフラッシュバック・シーンがあるのだろうか。
このインタビューにより、ドラマで何が描かれるかが、より鮮明になったように思われる。
EP3で最後までアナキンを愛していた彼が、オリジナル三部作でヴェイダーを完全に諦めてしまっている背景が、このドラマで描かれそうだ。
ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』は、オビ=ワンが“ベン”と化す物語なのではないだろうか。